こんばんは~!
ブログ開設1周年を迎えたバヤッシ バヤシンです。
本日は最も8/15に相応しい名言をご用意致しました。
全日本人必見の名言は漫画『団地ともお』より。
ベストワードレビュー!!
【『団地ともお』とは】
マンモス団地「枝島団地」の29号棟に母と姉と共に暮らす小学生、木下ともお。父は単身赴任。彼のくだらなくも楽しい日常生活を周りの同級生、少し変わった大人たちを交えてときにギャグたっぷりに、時にはシュールに、時にはせつなさ、哀愁を漂わせながら描く。ストーリー展開において時間の流れが示されるのも特徴である。なお、各話のエピソード名には必ず語尾に「ともお」と付く。(Wikipediaより)
つまりは、どこにでも居そうな小学生男子の日常を描いた作品。
漫画原作で、アニメ化もされている物語だ。
数あるエピソードの中で、2015年夏に放送された戦争についてともおらしい目線で深く切り込んだエピソードがある。
そのエピソードでのベストワードを紹介していこう。
【終戦の日のベストワード】
『終戦の日って喜べばいいんですか? 悲しめばいいんですか?』(ともお)
これに整然と答えられる者は居るのだろうか。
少なくとも、バヤッシはちっとも解答がわからない。
団地に住むどこにでも居る小学生であるともお。
そんなともおが夏休みの宿題で『戦争についての作文』を書くことになった時のふとした疑問がこのセリフだ。
ともおは正直、すこしおバカさんというか……常識が通用しないところがある。
ズボンかぶりはじめたりするし、ケンカしても寝たら忘れるし。
そんなTHE・小学生男子を体現した存在なのだ。
だからこそ、みんなが疑問に思わないような、勝手に世間が常識としてることに対して疑問を持つことができる。
『終戦の日』と言われてもバヤッシは正直、ピンとこない。
「あぁ、そういう日なんだ」以上の感情は無かったのだが、ともおは違う。
『終戦の日』って何をすればよいのか?という純粋で単純な疑問を持ったのだ。
戦争という悲惨な事実を悲しむべきなのか、戦争が集結した記念すべき日だから喜ぶべきなのか。
ともおはそれが単純にわからないのだ。
そして、それを問われた担任の先生も、他の大人たちも、誰一人として解答らしい解答を出せなかったのである。
そしてともおは答えの出ないこの疑問にのめり込んで行く。
近所の高校の現代史補講に乗り込んでみたり、たまたまとはいえ戦争を体験しているおじいちゃんに出会ったり。
ともおの頭の中はとにかく終戦のことでいっぱいなのだ。
そのなかでともおは新しい疑問を抱く。
「正直ピンと来ないんだよなぁ。戦争は悲惨だ、悲惨だって言うけど、負けたから悲惨なの?もし勝ってたら8月15日は勝ったのを祝う日になってたの?」(ともお)
その疑問に対しておじいちゃんはブチギレ。
「戦争では人を殺すんだ いい戦争なんてあるわけない!」と。
この解答にぜんぜんしっくり来ないともお。
終戦の日は悲しむ日でも喜ぶ日でも無さそう。
そして、もし戦勝国だったとしても、祝う日でもない。
ならば、終戦の日はなんのためにあるんだ?
結局、答えの出ない疑問ばかり。
そのなかでともおの出した結論は、日々をがんばること。
命懸けで日本を作り、守ってくれた名も知らぬ先祖たちにしっかり顔向けできるように、夏休み明けの勉強を頑張って取り組んで成績をちょっとでもあげようと決断したのだ。
答えの出ない難しい疑問を放り投げるのではなく、自分は今何ができるのかを考えたともお。
戦争は過去のこと。
だが、それを忘れず、終戦の日という区切りある日に思い出すことによって自分の日々を今一度考えてみる。
そんなともおのような終戦の日の捉え方をすることもひとつの解答なのではないだろうか。
【ラストコメント】
終戦の日について真面目に真っ向から考えていたともお。
戦争をまったく知らない世代が増えている現実。
知らない世代が増えているってことは、それだけ戦争が無いってことだから喜ばしいことでもあるんだけれど、それとともに関心が薄かったり、なんとなくタブーだと感じてしまっていることもあるよね。
だからこそ、終戦の日くらいはともおのように戦争について考えてみることが大切なのかもしれませんね。
と、本日も名言を紹介し、これまでもたくさんの名言名セリフを紹介し続けてきました。
それも8月15日、本日をもちましてはや1年となりました!
正直な話、こんなにもブログを続けられるとは思っていませんでした!笑
これだけひとつのことを長く続けられたのも、いつも見て下さるあなたのおかげです。
いつもはてなスターやブックマーク、コメントをありがとうございます!
これからも沢山のステキなベストワードを紹介していきますので、よろしくお願いします!!
では、またね!