(引用:集英社 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)
こんばんは~
シュークリームとMOWアイスが好き。バヤッシです。
この記事では漫画【ハチミツとクローバー】《2巻》の名言を3つレビューしています。
自分だけの道をひた歩く美大生たちの名言とは。
ベストワードレビュー!!
前巻のベストワードレビューはコチラ!
2巻の表紙においても山田の鉄人……ほんとうにお綺麗でございます…。
はぐ曰く、美脚で美乳らしい山田。
スタイル良し、顔もカワイイ、性格もめちゃくちゃ優しい。と最高のヒロインであります。
だからこそ我々読者もまた、「真山のバカヤロー」と思うわけです。
ってか逆に山田の猛アピールをボクシング選手なみにかわしまくる真山も真山でスゴイよ!(物理攻撃は喰らっているけど)
そういった共感できる部分があるからこそ読者は「ハチミツとクローバー」の世界にのめり込める。この世界に夢中になれるってことなんでしょう。
これぞ名作たる所以です!笑
そんな【ハチミツとクローバー】《2巻》の名言を3つレビューしてみました。
ベストワードレビュー!!
【ベスト3】
「一生のうちの一番大事だった時間を一緒に過ごして、同じ部屋で同じものを食べて、同じ空気を吸って、もう自分のカラダの一部みたいに思っていた」(花本 修司)
(引用:集英社 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)
若き日の原田と理花と自分の思い出を振り返る花本先生。
友達とも恋人とも家族ともちょっと違う。全部が自分の一部だったのである。
自分のカラダの一部って言えるほどの仲の良さ。それ以上の幸せはこの世界にあるのだろうか。そして、それを失ってしまった時ほどの絶望もまた創造し難いものである。
あなたにとっての一番大事な時間を一緒に過ごした人は誰でしょうか。
久しぶりに思い出すのもいいかもしれませんね。
【ベスト2】
「誰も誰かの代わりにはなれん 家族に替えはきかないんだと思い知った」(合田 稼頭男)
(引用:集英社 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)
竹本くんの新しいお父さんはガサツだし、声が大き過ぎるけど、とってもいい人。
不器用だから想いをすぐに声にするからすぐに想いが届くのだ。
そんな彼が考えているのは「自分は美津さんの元夫や息子の代わりにはなれない」ということ。
どんなにいい人だって、誰かの代わりになることなんて出来ない。だからカズさんはカズさんとして存在するしかないし、竹本くんは竹本くんの存在意義があるのだ。
このカズさんのセリフ、そして母の寂しそうな表情を見て「自分はたった1人の息子なんだ」って気付いた竹本くん。
なんかモヤモヤしてた出発時とはぜんぜん違って、帰るときにはスッキリとした表情が印象的だったね!
【ベスト1】
「恋をすると女の子はキレイになるっていうけれど、男はカッコ悪くなるばかり………」(真山 巧)
(引用:集英社 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)
理花が大好きな真山は、なかなか自分の想いを伝えられない。まだ伝えられるような人間じゃないって自分のことを思ってるのだ。
そうして理花の事務所を離れ、距離を置くのかと思いきや、毎日事務所の近くで缶コーヒーを飲みながらひと息。
ってこれ、『ストーキング行為』じゃないですか!笑
恋をしているがゆえに、行動がギクシャクし、カッコ悪くなっていく真山。
「恋をすると女の子はキレイになるっていうけれど、男はカッコ悪くなるばかり……」とはよく言ったものである。めちゃくちゃカッコ悪いぞ真山!笑
好きがゆえに行動が空回りしてしまうジレンマを表現したこのベストワード。
女の子が恋をしたら身だしなみや仕草に気を付けてキレイになっていくけど、男の子は行動がカラ回りしていってカッコ悪くなるばかり…。男の子は頭がバカなのかもしれん。笑
男女の恋愛感の違いが、なんだかとっても納得してしまいます!笑
【ラストコメント】
せ、せつねー!!
切なすぎますよ、ハチミツとクローバーの名言たち……。
だれもが何かを欠乏していて、それを埋めるために試行錯誤する。
これが、人生なんだね…。バヤッシも頑張って生きなきゃ。笑
では、またね!
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