こんばんは-!
3ヶ月に1度くらいしか車を運転する機会はありません!バヤッシ バヤシンです。
本日のベストワードレビューは『カーズ/クロスロード』
2017年の話題作!カーズシリーズ最終作(かもしれない)の名言をレビュー!!
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『カーズ』……。
それは心揺さぶられるレースに自分の人生を懸けた自動車たちの生き様…。
全国のキッズに人気だが、ストーリーは意外と大人向け。そんな誰でも楽しめる映画である。
主人公のライトニング マックイーンは1作目こそ若手レーサーならではの生意気な性格だったが、『カーズ/クロスロード』は3作目であり、性格は落ち着き、ほかの自動車との交流もかなり広いようである。見違えた成長をしていることがわかる。笑
だが、そのぶんマックイーンは老いており、新人レーサーの台頭に焦るばかり。そして、その焦りから大事故を起こしてしまう……。
成熟したマックイーンだからこその悩み。現役か引退か……。
そんな人生の岐路《クロスロード》に差し掛かった彼はどんな決断をする!?そしてどんな名言を!??
っと、言うわけで!
ベストワードレビュー、いきます!!
ベスト3
「辞めどきはわかるのかって叔父に聞いたんだ。叔父の答えは若者が教えてくれる」(キャル)
レーサーを引退するのはいったいいつなのか……。
それは自分だけで答えが出せるものではないし、先輩からご教授があるわけでも無い…。
新しい時代の新しい若者が教えてくれるのだ!
たしかに、この名言を発したキャルの引退の理由は若者のレースの洗練さを見て、敵わないと思ってしまったからだ。
そして物語終盤、マックイーンがレースから降りたのはクルーズ ラミレスという若者に才能を感じてチャンスを彼女に与えたという理由からだ。
どちらとも若者が作用したことによって自分に見切りをつけていることがわかる。
なるほど。
先輩からだけではなく、後輩からも大事なことを教わることがあるんだね。笑
ベスト2
「キミにチャンスを与えられる最後のチャンスなんだ、クルーズ!チャンスをつかみ取れ!」(ライトニング マックイーン)
マックイーンはこれまで沢山のチャンスを色んな自動車から貰ってきた。
ラジエータースプリングスの仲間たちから、どんな時も側に居る友情や愛情を。
ドック ハドソンから熟練のワザや技術を。
スポンサーから練習やレース出場の権利を。
そして今度はマックイーンがチャンスを他車に与える機会がきたのだ。
マックイーンの引退がかかった最後のレース。
最後だからこそ将来有望な若者にレースのチャンスを与えたのだ。
その心意気!!そしてドック ハドソンから受け継いだ優しさで次世代レーサー、クルーズを優勝へと導いたぞ!
チャンスを他車へ与えるその覚悟!マックイーンらしい勇気に涙が溢れること間違いなしである……!
ベスト1
「ハドはレースが好きだった でもそれだけじゃない 教えてる顔はすごく幸せそうじゃないか あいつの人生で1番大切だったのはレースじゃなかったんだ ……君だ」(スモーキー)
レースがずっと大好きで、レースをすることで頭がいっぱいだったマックイーン。
その考えはマックイーンの師匠であるドック ハドソンも同じだと思っていた。でも、ぜんぜん違った。
自分がレースをするよりもマックイーンという弟子にレースとはなんたるか教えることが彼の1番の幸せだったのである。
こう語ったのはドックハドソンの師匠であるスモーキー。
きっとスモーキー自身もドックに教えてるときがとっても幸せだったのだろう。
そんなドックとスモーキーというレーサーの師匠であり、人生の師匠でもある車の影響があって、マックイーン自身もまた次の世代へバトンを渡すことにしたのだ。
未来へと受け継がれていく幸せの在り方。あなたの幸せは、あなたの師匠の幸せはなんですか?
ラストコメント
カーズ最終作(おそらく)。
最後に相応しき物語でした。
受け継ぐ立場から受け継がす立場へ。
後者の方が何倍も難しい選択や伝承が必要だけれど、クロスロードは上手く描いていましたね。
人間世界の大人たちも見習うべきだぞ!笑
では、またね!