(引用:集英社 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)
こんばんは~!
大学時代にヒッチハイクしてたことを思い出したよ、バヤッシです。
この記事では【ハチミツとクローバー】《6巻》の名言を3つレビューしたよ!
恋と将来に溺れる若者たちはどんな名言を語ったのか…。
ベストワードレビュー!
前巻のベストワードレビューはコチラ!
ハチミツとクローバー史上、
最高に好きな展開がこの6巻から始まります!
これまでは個々の心情を中心に紡がれ、キャンパスを舞台としていた本作。
それがなんとドドンと旅に飛び出した竹本くんを中心とすることで物語は予測不能なほどの拡がりを見せます!
何も分からないからこそ、何も分からない場所へ旅立つ。
まさしく青春の真髄でしょう!
誰もが竹本くんを応援したくなっちゃうのだ!!
そんな【ハチミツとクローバー】《6巻》ではどのような名言が語られたのか…。
ベストワードレビュー!
【ベスト3】
「必要としてくれる場所を見つけ、そしてそれに応え続ける居場所を見つけたのだ」(竹本 祐太)
(引用:集英社 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)
花本先生が先生になった理由。
それは竹本くんにとってはあまりにも羨ましく、立派な理由であった。
そしてそれは竹本くんが見つけることが出来ていないもの、『居場所』なのである。
とは言え、花本先生が本当に欲しかった居場所は『原田とリカの傍』だったのだろうけれども、それはもう叶わないこと。
居場所を見つけていなくても、見つけていても叶わなくても寂しくなる名言である。
【ベスト2】
「一心不乱に手を動かし続ければ、出来上がった100枚目の皿の上に答えがのってる事もあるんじゃ」(陶芸科教授)
(引用:集英社 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)
恋の悩みで相変わらず頭を抱えている山田。
でも確かに「うーんと、うーんと……」ってただ頭を抱えていても何も変わらない。
ならばひたすら何かに没頭してみる。
そうするといつの間にか答えが見えてくる。そんなこともあるかもよっていう教授の有り難いお言葉である。
たしかにどれだけ悩んでもわからない時は本当にわからないですからね。笑
でも学科試験と同じでその問題が分からなくて飛ばして他の問題解いていたらさっきの問題の答えがアッサリ閃いた!なんてことも往々にしてあるからね!笑
大変な時こそ思い出したい名言だ!
【ベスト1】
「一度も振り向かずにボクはどこまで走れるだろうって」(竹本 祐太)
(引用:集英社 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)
子供の頃にふと思ったこの疑問。
大人になった今でもその答えは分からない。
でも今確かめることに意味がある気がする。
だからこそ竹本くんは空っぽのアパートを飛び出して旅立ったのだ!
就職活動、青春の塔の崩壊、内定した会社の倒産……。
様々な不幸や苦難が次々と竹本くんを襲いかかっていたその時、竹本くんは立ち向かうわけでも逃げ出すわけでもなく、たったひとつの疑問『一度も振り向かずにボクはどこまで走れるのか』を全力で解き明かしに走ったのだ!
まさにベスト2のベストワードである『一心不乱に手を動かし続けること』を体現した様子である!
そしてこの旅が彼の人生を大きく変えることとなるのだ!
迷ったときこそ旅立とう!!
【ラストコメント】
まさかの竹本くんの旅立ち!!
そして青春大好きな教授たちは「自分探しが出たぞぉ〜」っつって大はしゃぎだし、どうなるこのあとの展開!!?笑
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では、またね!