こんばんはー!
ビーフ オア フィッシュだったらビーフを選びますバヤッシ バヤシンです。
この記事では映画『フィッシュストーリー』の名言を3つレビューしています。
時代を超え、宇宙をも超える名言をベストワードレビュー!
僕の孤独が魚だったら、
巨大さと獰猛さに鯨でさえ逃げ出す
本作のキーとなるバンド、逆鱗の迷曲フィッシュストーリー。
五郎の孤独を比喩しているのか、たいへん特徴的な歌詞である。
逆鱗の冴えないバンド生活、
雅史の弱虫な大学生生活、
寝ぼすけな麻美の人質生活。
すべてが相まって紡がれるストーリーには脱帽!!
奇跡のような繋がりが、世界を救う。
そんな不思議で驚き満載な物語には、特徴的な名言ばかりがありました!
ってなわけで、名言を3つ集めてみたよ。
『フィッシュストーリー』、ベストワードレビュー!
【ベスト3】
「なんなんだよお!帰れって言われて本当に帰るやつ居るかよ!」(雅史)
まったくもってその通りだよ。
なんで素直に帰ってんねん。笑
雅史は他の誰でも無い。自分にたいして愚痴を言うのであった。
抗う事を忘れてしまっていた雅史。
だが、この悔しさをバネに彼はとある女性を、そして将来、世界を救うこととなる。
つまり、ずっとYESマンでは誰も救えない。
ときにはNOと言うことも大切。
そんな勇気を反面教師となって教えてくれる名言である!
【ベスト2】
「弾は貫通しました 撃たれたうちには入りません」(正義の味方)
いや、撃たれたうちにはとっても入るよ!!!
と、ツッコみたくなる名言。
だがとてもカッコよくて、完全無敵なヒーローらしい名言である!
ヒーローであるがゆえ、決してネガティブな言葉は使わない。
銃で撃たれたってポジティブな表現をするのである。
ヒーローは強ければいいというわけではない。
強くて、前向きで、人々の心に勇気をもたらすことができる人こそヒーローなのである!!
………というか、『正義の味方』ってクレジットされてるの衝撃的過ぎるでしょ!笑
【ベスト1】
「なぁ、誰か聞いてんのかよ 届いてんのかよ コレすっげえいい曲なのに……誰にも届かないのかよ ウソだろ… この曲は誰に届くんだよ……… 届けよ、誰かに…頼むから………」(五郎)
自分たちの歌いたい歌をいつまでも歌うことはできない。
そんなどうしようもない悲痛な叫びがすべて詰まっている心の名言だ。
バンドメンバーの中で唯一、契約続行が示唆されている五郎。
お金や生活のことを考えれば、契約を続行できるのはとても喜ばしいこと。
だが、それはすなわちバンドメンバーを見捨てることとなり、自分たちの音楽と決別するということとなる。
そうした心の葛藤が、最期のレコーディングで音となって表れたのであった。
そしてこの五郎のセリフが、時を超えて世界を救うこととなる。
言葉として届いたわけではないが、隕石に届くほどの力を『フィッシュストーリー』は持っていたのだ!
【ラストコメント】
1953年、1975年、1982年、1999年、2009年、2012年と5つの時間軸に渡って繰り広げられた本作。
それぞれが絶妙に絡み合っていて、その繋がりはさすがとしか言いようがありません!
曲の『フィッシュストーリー』もめちゃくちゃいい曲だよね!
ノリノリですべてを出し切っているかんじ!!
ぜひこの曲を聞きながら、本記事を読み返してみてくださいな!笑
では、またね!

- アーティスト: 逆鱗×斉藤和義,いっとくブラザース,逆鱗,斉藤和義
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: CD
- 購入: 4人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (18件) を見る