(C)2016 映画「何者」製作委員会
こんばんは~!
ババババヤッシです。
この記事では映画【何者】の名言を3つレビューしています。
朝井リョウが描く就活生のリアル。そこに生まれる名言はあまりにも生々し過ぎる!?
ベストワードレビュー!!
自分は『何者』なのか?
そして『何者』になりたいのか?
5人の大学生を中心に就職活動のリアルをテーマに描いた映画【何者】。
裏切りや愚痴が飛び交う終盤に至ってはあまりにリアル過ぎてネットでは「就活生は見ない方がいい」なんて声があったりも!笑
心にグヘェ…ってくる言葉や行動もあるからね……。
しかしバヤッシ個人的には、就活生は絶対に見るべきだと全力で推します!!
もう一度、大きな声で言いましょう。
就活生は絶対に【何者】を見てね!!!
映画【何者】は反面教師的な側面がある。
就職活動がもたらす人間の闇をリアルに描いている本作だからこそ、学べることが沢山あるのだ!
そんな映画【何者】の名言を3つレビューしてみたよ!
ベストワードレビュー!!
【ベスト3】
「就活している人達は皆、大きな波に呑みこまれて、本来の目的を忘れている」(宮本 隆良)
(C)2016 映画「何者」製作委員会
みんなが黒スーツを着るから自分も着る。
みんなが就活をするから自分も就活する。
それが隆良の言う『大きな波』。
その波は非常に大きく強い力を持っており、誰もがその波に飲み込まれる。
そして、波を嫌っていた隆良ですら飲み込んでしまうのだ。
隆良は『自分はその他大勢とは違う』という自己肯定がしたかっただけで結局は波にのまれている。
つまり、ただのカッコつけ屋さんである。笑
だが、隆良のこの考えは間違っていないだろう。
『みんながするから自分もする』ではなく、『何か目的を成し遂げるための手段として就活をする』が本来の就活の在り方なのだ。
目的とはお金を稼ぎたい、能力が欲しい、モテたい等なんでもいいが、その本来の目的を持っていなければ大きな波に攫われているだけで、自分の道は見えないままなのだ。
こんなことを偉そうにつらつらと書いているバヤッシだってその波にのまれたうちの1人だ。笑
みんながやってるからやらなくちゃ!で急突貫で就活して、自分の目標や夢を描かず、仕方なく就活をしていた過去。
もっと早く『何者』を見ていれば、本来の目的を持って就活に望み、希望する『何者』になれたのかもなって思うんだよねえ。笑
【ベスト2】
「頭の中にある内はなんだって『傑作』なんだって」(二宮 拓人)
(C)2016 映画「何者」製作委員会
就職をせずに演劇を続けているが、なかなか評価されないギンジに対して言うことが多い拓人の口ぐせ。
銀次の公演の悪評をネットで見ては、ほくそ笑みながらこの言葉を呟く。世間は甘くないぞと。傑作なのはお前の頭の中だけでだぞ、とほくそ笑むのだ。
でも、拓人が何をしたっていうんだ…!
拓人こそイキイキしているのは『頭の中』でだけじゃないか!
他人の目のつく所や気に入らない所をTwitterの裏アカでひたすらつぶやく拓人。
ニヤニヤしながら自分のツイートを傑作だと思っているのでしょう。
裏アカツイートも結局は、「頭の中にある傑作」に変わりないというのに。
でもそんな自分じゃダメだって拓人は気付いているんだろうなぁ。
だからこそハンドルネームのように『何者』かになろうとしている。
行動しなくちゃ、頭から出さなくちゃ何も始まらないのに!
自分に突き刺さる大ブーメラン名言でした。笑
【ベスト1】
「長所は、自分がカッコ悪いということを認めることができたというところです」(二宮 拓人)
(C)2016 映画「何者」製作委員会
物語終盤、就活用に作り上げた言葉ではなく、自分の心からの言葉を口にした拓人。
それは、これまで他人を卑下することばかりをTwitterで呟くという過ちを反省したからこその言葉だったのだろう。
どれだけ自分を取り繕ったって、結局は見透かされる。
それならば最初から本音で!本心で!望む方がよっぽど良い!!
そして、カッコ悪いって自分を認めたからこそ、次に繋がるだろう。
カッコイイ自分になるために、きっと拓人は行動するハズ!
自分のありのままの姿を認めることが成長の原点なんだって、この名言から学べるね!
【ラストコメント】
「頭の中にある内はなんだって『傑作』」か…。
ブロガーなら思い当たるフシがけっこうあるのではないでしょうか。笑
①記事思い付いた!
②ホワンホワンと頭の中で膨らます!
あれ?これ傑作じゃね?バズるぞぉ!
③いざ書き起こしてみたら駄作!
だったりね。笑
拓人のこの言葉からは、
『行動しなきゃ何も始まらないぞ!』
ってことを教わった気がします!笑
では、またね!